茨城県立医療大学 令和4年度推薦型入試 小論文解説
茨城県立医療大学は、入試が推薦型と社会人型と一般入試が前期後期の計4回ありますね。
今回は、推薦型のを解説していきます!
まず、準備として自分で時間を計って書いてみましょう。
その後で、「採点のポイント」を熟読してください。
それだけでも結構書くべきことはわかります。
それにプラスする感じで解説を読んでもらえるといいかなと思います。
では、いきましょう!
令和4年度の推薦型の入試では、「答えが欲しい」というタイトルの課題文が使われています。まずは、リード文もしっかりと読みましょうね。
問1~3までは、課題文の内容をしっかりと理解できているか、要するに国語力を見る問題です。
問4は小論文課題ですね。
問1~3については採点のポイントを参照すれば大丈夫でしょう。それがうまく解けなかった場合は、現代文の対策をしていきましょう。
問4についてはどう書いたらいいのでしょうか?
ここも、一応、採点のポイントを見ましょう。
ただ、小論文の一般的な構成が書かれているだけなので、あまり参考にならないですね。でも、わざわざこういうことが書かれているということは、これまでの受験生の答案では、あまり守られていなかったということがわかります。採点のポイントにあるような構成で書けていない人は、注意しましょうね。
次に、問題文をよく読みましょう。
「誰が患者の心をみるのか」という部分について自分の意見を書きましょうという問いです。
ぶっちゃけ、何かいてもいいのですが、筆者の意見を参考にしてと書かれているので、筆者の意見についても触れないといけません。
内容に入っていきましょう。
何を書いてもいいのですが、書く材料をどうやって身に付けたらいいのかわからない人もいると思います。
「こういったテーマだとこういうことが書けるよ~」という解説をしても、この問題でしか役に立たないので、どう勉強したらいいのかを話したいと思います。
今回の出題(問4)をまとめてみましょう。
① 課題文の内容を理解する
② 患者とのコミュニケーションをどう取るのかを調べておく
③ ②について大学ではどの授業で学べるのか
このあたりが書けたらよいでしょう。これらをあらかじめ準備できていれば小論文の解答を書けると思います。
①については、現代文の勉強が有効ですね。ただ、過去問題を見ると要約くらいしか出ないので、現代文の勉強の中でも要約に特化したものをやるといいでしょう。
②については、ネタ本を使いましょう。
患者とのコミュニケーションは、小論文の頻出テーマなので、入試に出やすい内容が載っていますし、テーマの説明やそこでよく出てくる専門用語の説明や解説もしてあります。
小論文の完全ネタ本 →医療従事者の役割、インフォームド・コンセント、患者の自己決定権のあたりです。
③については、志望理由書をちゃんと書いていればわかるでしょう。もっと言うと、シラバスを調べて、どんな授業があるのかをあらかじめ知っておく必要があります。
・・・こんな感じですね。
出来たものは、誰かに添削してもらいましょう。
自分では良し悪しはわかりません。
最後に、茨城県立医療大学では、学科が4つありますが、それぞれの学科内容に合ったものを書きましょう。医療一般のことについて書くだけでは不十分だと思います。
例えば、放射線技術科学科だと、放射線技師になってもそれほど患者との接触は多くはありません。でも、間接的にせよ、患者の人生に関わっているのです。そういった場合にどう対応したらいいのか、というのは他の医療従事者とはちょっと違った対応方法になると思います。
参考にしてくださいね!!!!
・・・いかがでした?
書いたら、添削をしてもらいましょう!
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