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執筆者の写真大学受験のポラリス(志望理由書・小論文等対策)

自己推薦書の書き方

今回は、自己推薦書の書き方です!




総合型選抜や推薦入試では、志望理由書の提出がほぼ必須ですね!

それに加えて、「自己推薦書」というものの提出が課されている大学が中にはあります。

名前がちょっと違う場合もありますが、実質的に「自己推薦書」にあたる場合もありますね。


そういう場合は、どう書いたらいいのでしょう??


一般的な書き方を説明します!

一応、ある程度「こう書く」というのがあるだけで、決まった書き方があるわけではありません。自分の気持ちをしっかりと表現できれば多少は違っても大丈夫です。

むしろ、中身の方が大切なので、あまり書き方に気を取られないで、中身の充実を最優先にしてくださいね。



◇よくある質問→「志望理由書」と「自己推薦書」はどう違うの?


大まかに説明しますと、

自己推薦書は、その名の通り、自分を大学に推薦する書類です。

一方で、志望理由書は、自分がなぜその大学に入りたいのかを説明している書類です。


ですから、自己推薦書では、その大学に自分がふさわしいということを書くことになります。ですから、「貴学ではこういうことを研究していて、こういう学生に入ってほしいと考えているが、私はその学生像に合っている」という流れの文章となります。


志望理由書でも、大学のことを書きはするのですが、「自分はこういうことをしたいのだけど、それを貴学では教えてくれる」という感じになります。



◇自己推薦書の書き方


では、書き方の説明に入ります!


まず、今はやりのchatgptに聞いてみました!!

「一般的な自己推薦書の書き方のガイドラインを示します:


導入部: 自己紹介を行い、大学でどういう勉強をしたのか、どの学部学科ゼミ等に入りたいか、将来どういうことをしたいのか等を明確に示します。簡潔で興味を引く内容を心掛けましょう。


動機や興味: 応募した大学学部学科への興味や動機を述べます。その研究内容や分野に対する情熱や関心を強調しましょう。


経験とスキル: 過去の経験や活動について述べます。関連する活動で得た経験、成果を具体的に挙げて説明します。


強みと特徴: 自身の強みや特徴を強調します。リーダーシップ、チームワーク、問題解決能力など、大学が学生に求める特性との関連性を示します。


具体的な例: 経験やスキルを具体的な自分の性格や活動実績と結び付けて説明します。これにより、抽象的な情報よりも実際の行動や結果が強調されます。


自己成長: 過去の経験から学んだことや、自己成長についても触れましょう。失敗からの学びや、どのようにスキルを向上させてきたかを示します。


大学や社会への貢献: 自分が志望大学学部学科に入ることによって、大学や社会に対してどのように貢献できるかを考え、それを具体的に記述します。また、アドミッションポリシーとの合致点を強調します。


締めくくり: 自己推薦書を締めくくる際に、再度興味と意欲を強調し、入学の機会を得ることを期待して締めくくります。」


・・・とのことです!

だいたい、これから書こうと思っていることを説明してくれてしまいました。

ただ、chatgptが答えてくれているのは、自己推薦書自体の書き方で、それを書くための準備はどうやったらいいのかまでは答えてくれませんでした。

また、8項目あり、細かく分けすぎているので、もうちょっと項目を減らした方が書きやすくなると思います。


あまり多すぎるとフレームとして使いにくいので、4つに分けるといいと思います。

①アピールポイント

②裏付けとなる体験

③将来の展望

④まとめ


上の、chatgptの分類と比べると、①が動機や興味: 経験とスキル: 強みと特徴、②が具体的な例:自己成長、③が大学や社会への貢献、④が締めくくりにあたるでしょう。


では、まず自己推薦書を書くための準備をどうやったらいいかを説明します!



◇自己推薦書を書くための準備


1.自己分析

 まずは、自分の強みを考えましょう。長所ともいえますね。

 また、そういった自分の性格はどのように培われたのかも考えましょう。


2.大学研究

 次に、大学研究です。

 志望大学、学部、学科について調べてください。


 一応、自己分析を大学研究を分けて書きましたが、別々に考える必要はありません。

 同時進行で考えて全然構いませんし、むしろ同時進行にならざるをえないでしょう。



◇どのように書いたらいいか

では、実際に書いていきましょう!


まずは、自己推薦書を書く目的を思い出してください!

初めにも書きましたが、自分を大学に推薦することですね!

ですから、大学がどんな学生を求めていて、その学生像に自分は合っている!ということを書くというのが大まかな流れとなります。


例えば、「南山大学総合政策学部」で考えてみましょう。


南山大学総合政策学部のアドミッションポリシーは以下の通りです。


・国際関係、政治や経済、環境問題などの現代社会の諸問題に興味や関心のある人

・地域固有の歴史や文化などに興味や関心があり、多様な価値観を理解しようとする人

・机上の学習のみならず、フィールドに出て自らの目で見て学びたいと考えている人

・いろいろな国や地域の人々と積極的にコミュニケーションを取りたいと考えている人

・上記の資質を向上させるため、様々な社会活動や学習会等に積極的に参加してきた人


また、自分が南山大学でやりたいことや受けたい授業もシラバス等を調べて、決めておきましょう。

例えば、鶴見哲也教授の「環境経済学」の授業を受けたいし、入りたいゼミも「鶴見ゼミ」とするような感じです。


ちなみに、鶴見ゼミ冒頭では、ホームページで以下のような説明がされています。

これだけでも、ある程度はゼミで何をやるかは想像つきますね。

「鶴見ゼミでは環境問題の解決方法を探っています(専門:環境経済学)。扱う対象は地球温暖化・越境大気汚染・水質汚染・森林破壊・生物多様性保全など多岐にわたります。環境経済学は心理学とも関係が深く、環境意識の決定要因も探っています。また経営学とも関係性が深く、企業の環境への取り組み(企業の社会的責任、CSR)についても分析を行っています。

 50年後・100年後の地球環境はどのようなものになっているでしょうか。将来世代に我々が果たすべき役割は何なのでしょうか。このことについて心理学・経営学・経済学・統計学など従来の研究枠組みにとらわれず、様々な角度からアプローチを試みる、それが鶴見ゼミが総合政策学部に存在する意義と考えています。」


出典:https://depts.nanzan-u.ac.jp/ugrad/ps/tsurumi/


これらに合わせて、自己分析で考えた自分のアピールポイントを説明していきます。

鶴見ゼミを志望している学生という設定で箇条書きしてみます。


①アピールポイント

環境問題に興味を持っている(AP1)、

そのため、大学では環境問題について勉強をしたい、

環境保護政策だけでは十分に保護しきれていないので、経済成長をしながら環境も保護していく方法を研究する環境経済学を学びたい、

環境経済学を指導している南山大学の鶴見ゼミに入りたい、

将来は地元名古屋の企業のCRS部門で環境保護活動をおこないたい・・・


②裏付けとなる体験

高校生の時に参加した環境系NPOのイベントに感銘を受けたから。

その団体は、単なる環境保護を謳うだけでなく、環境保護活動自体が環境保護以外の効果をもたらすことを狙って、活動内容を考えているのだ。環境保護活動の可能性を感じた。例えば、植林をする場合でも、植え方を工夫して成長するとインスタ映えするような形になるよう工夫したり、環境保護活動をおこなう一環としてエコツアーをおこない、観光客を増やすと同時に環境問題に関する啓発活動もおこなうなどである(地域固有の文化と関連する環境問題なのでAP2)。

その他にも、様々なボランティア活動に参加してきて、様々な人と共同作業をしてきたので、いろんな性格の人と仲良くなったり、一緒に仕事をすることに慣れている。

また、作業を一緒にするだけでなく、その活動の意味についても事前や事後に調べている。

高校や外部のボランティア活動をすることによって、学校の授業だけでは知ることのできない様々な知識や経験を得ることが出来、自分も成長できた。

(ボランティアに参加して、さまざまな人と交流しているのでAP3,4,5)


③将来の展望

南山大学総合政策学部で環境経済学を学び、鶴見ゼミで学んだことを実践し、将来は、企業のCRS部門で環境保護活動をおこないたい


④まとめ

これまでに環境系のボランティアに参加して得た知識と経験を活かして、貴学で環境経済学を学び、将来は地元名古屋で経済成長を止めない環境保護活動をおこなっていきたい。


これで一応の骨格はできたでしょう。

これに、具体的内容を肉付けしていけば、自己推薦書となります!



参考にしてください!!





どうでしょうか?

参考になったでしょうか?

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講座の内容を詳しくお話します。










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