東洋大学の多面的評価入試の小論文対策は、どのようにやったらいいのでしょう??
まず、初めに問題を見てみましょう!
昨年に一般入試で小論文を出題した学部は文学部と福祉社会デザイン学部です
文学部は、課題文が提示されて、それに関する問いが出題されています。
例えば、哲学科だと、河本英夫の「哲学の練習問題」という本から抜粋した部分を読み、「言葉の働き」というテーマで1000字以内で自分の意見を書けというものでした。
また、社会福祉デザイン学部子ども支援学科の場合は、子どもが現在通っている保育園・幼稚園に対する保護者の要望のグラフを見て、保育および保護者支援のあり方について自分の意見を700~800字以内で書け、というものでした。
さらに、一般入試ではなく、昨年度の総合型選抜で出題された小論文の問題は、いわゆる一行問題ばかりでした。
例えば、法学部企業法学科の場合ですと、以下のような問題でした。
近年、介護職にある人の離職と人材不足が問題とされています。
1.これからの社会における介護職の重要性を社会情勢を踏まえた上で説明して下さい。
2.そして、介護職の離職者を減少させるためにはどのような政策が必要であるかを論じてください。
*1,2合わせて800字以内
これらを見ると、今年の多面的評価入試で出題される小論文の形式は、
①いわゆる一行問題
②課題文付き小論文
③資料付き小論文
のどれかではないかと予想されます。
そのため、対策としては、それらのどれが出題されても対応できるようなことをすべきでしょう!!
① いわゆる一行問題対策!!
この形式に対応するには、
「知識」と「書く練習」が必要!
「知識」対策には、まずはキーワード集を読んで、そこに書いてあるキーワードを説明できるようになろう!
自分の受験する学部学科に合ったジャンルの本を買いましょう~
*参考テキスト
次に、「書く練習」!
これは、基本的に過去問が一番!
書いて添削してもらおう!
② 課題文付き小論文対策!!!
この形式に対応するには、
「読解力」「速読力」「要約力」「文章表現力」が必要!
「読解力」「速読力」対策としては、王道は新聞等の文章をたくさん読むことなのですが、今からそんなことをやっていたらいくら時間があっても足りなくなってしまいます。そういった対策は高2まで。
文章を理解したり、速く読めるようになるためには、その文章に書いてあるテーマについて知ることによっても効果が出る!
となると、キーワード集やテーマ解説本です。
*参考テキスト
次に、「要約練習」!
なぜこれが必要かというと、課題文付きの問題の場合、課題文に書いてあることを前提として自分の意見を書くことになります。
ということは、自分の意見を書く前に、課題文ではこういうことを書いてあったが、それに対して自分はこう考える!という書き方をしなければならないからです。
*参考テキスト
全レベル問題集 現代文(全ての本を確認はしていませんが、だいたい要約文がついていました。各文章に要約文がついているかを確認して買いましょう!)
「書く練習」!
これは、基本的に過去問が一番!
書いて添削してもらおう!
③ 資料付き小論文対策!!
この形式に対応するには、
「資料読み取り能力」「テーマの知識」「文章表現力」が必要!!
まず、「資料読み取り能力」ですが、同じ部分と違う部分に着目して分析することが必要です。
とはいえ、いきなり言われてもよくわからないと思うので、資料を読み取ってどのように分析するのかを、問題集を買って読んでみよう!
まずは見本を真似るところから始めるといいですね!
*参考テキスト
それ以外でも、本屋さんで確認して、資料読み取り型問題と解説が載っている問題集を買っても大丈夫!
次に、「テーマの知識」については、これまで何度もできたのでおわかりでしょう!
資料付き小論文でも、やはりテーマについての知識は大切です。
*参考テキスト
さらに、「文章表現力」
これは、やっぱり、書いて、添削してもらうのが一番!
添削は、参考書やAIではできません。
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いきなり書くのは難しいのが小論文!
でも、正しいやり方があります。
正しい勉強法でやれば、確実に作文能力が上がります!
正しい勉強法でしっかり対策をしていきましょう!!
一緒に合格目指して頑張ろう!
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