こんにちは!
今回は、南山大学の総合政策学部の総合型入試について話したいと思います!!
☆総合政策学部
2024年度の問題も、昨年や一昨年とほとんど同じ傾向の問題でした。
そのため、過去問を3回分しっかりとやりましょう!
2022年度の問題の解説を書いた記事があるので、こちらも参考にしてくださいね!
おそらく、次回の入試も同じような傾向の問題となるのではないでしょうか?
もし、変わっても、そこはみんな同じなので、よく読んで自分の考えをしっかりと書ければ、差はつかないと思います。
そのために、過去問ばかりやるような偏った対策ではなくて、ちゃんと小論文の基礎を固めるような対策もしていきましょうね。
2024年度の問題についても対策を書いていきます!
まず、問題が2つあります。
それぞれ、ともに500~600字となっています。
90分でそれだけの分量を書くには何分かかるか、計ってみましょう。
まず、書こうと考えている内容を思いついて、それをどのような構成で書くかを考えるシンキングタイムにどれくらいかけるか決めよう。
600字程度で、単に書くだけならば、15分くらいで書ききれると思います。となると、1200字だと合わせて30分になって、ネタ出しや構成を考えるのに50分くらいかけてもいいでしょう。
残り10分で見直しなとの予備時間とします。
まず、先に問いを見てみましょう
問1は「読み取り」問題で、問2は「対策や課題等」を書く問題です。
問1では、参照する資料が指定されていますね。
記事1,表1、図1です。
さらに、書く内容も指定されています。
「どのような地域で人口減少率が低く、どのような地域で高いか」
「自然増減と社会増減がその地域差にどのように影響しているか」
「自然増減や社会増減に地域差が生じる要因」
・・・となっています。
前2者は読み取るだけです。
3つめのものは、考察する必要があります。考察なので、自分の意見は書かないようにしましょう。
問2でも、参照する資料が指定されています。記事2、資料1です。
これらを「参照して、「試案」に記載されている対策を評価し、あなたが効果的と考えるものと効果的でないと考えるものをそれぞれ記載」する必要があります。
さらに、「そのように考えた理由」も書く必要があります。
「複数でも可」とあるので、1つでも良さそうです。時間と相談して何個書くかを決めましょう。
書く順番ですが、対策をまずは書いてから、それぞれについての理由を書くということもできますが、それぞれの対策のすぐ後に理由を書いていく方が、読みやすいかと思います。
最後は、「効果的と考える対策をより実効性のあるものとするための具体策と課題を考察」する必要があります。
これらを順番に考えて記述するだけで、字数は埋まりそうです。
また、最後の「具体策と課題」くらいしか自分の意見を書くところはないので、よく資料を読み込んで、問に対応したものを書くことになるでしょう。
とすると、一見すると事前の試験対策は必要ないようにも見えるかもしれませんが、そんなことはなくて、資料をちゃんと読み取るためには、そのテーマについての知識が必要となるのです。例えば、資料1では「ヤングケアラー」という言葉が出ています。これを知らなければ、スルーしてしまうでしょう。高齢化が進んでいる日本では、今後もっと大きくなっていく問題かと思います。
書いたものを、第三者に添削してもらうことも大切ですね。
恥ずかしくて、書いたままにしてしまうのはもったいないですね。
たまにヤフー知恵袋に質問している人も見かけますが、やはり対面で、ちゃんとテーマについて知識のある人に指導してもらうのが大切かと思います。
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