AO入試・推薦入試では、ほぼ必ず面接が実施されています。
AO入試や推薦入試が、人物重視ということがはっきりわかりますよね。
でも、人物重視と言っても、「性格がいい」とか、「正義感がある」とかそういったことではありません。
「大学で研究するための素質が備わっているか」というのを調べるために実施されるのです。
ということは、基本的には知識だったり、その知識を元にして自分の考えをわかりやすく表現できるかということが聞かれることが多いでしょう。
では、どのような対策をしたらいいのでしょう?
中には、大雑把ではありますが、大学のHPや募集要項に面接で聞くことが書いてあることがあります。それも参考になりますね。
また、前年以前に受験した先輩の情報を高校の先生が持っていることもあるので、是非聞いてみましょう。塾の先生も同様です。
さらに、本屋さんに売っている本にもよく聞かれることが書いてあります。
参考になるものを買って読んで練習をしましょう!
下に、おすすめ参考書をいくつか挙げておきます。
●自分だけの物語で逆転合格する AO・推薦入試 志望理由書&面接
この本は、面接対策も載っているのですが、メインは志望理由書ですね。
志望理由書のほうは、作成例が学部学科ごとに豊富に載っていて、とても参考になりますね。
面接対策も、ほかの参考のに比べるとかなりのページを割いて、丁寧に説明してくれています。
●ゼロから逆転合格! AO・推薦入試 面接 面接DVD&サクセスノートつき
こちらは、上の本と同じ作者ですが、面接に特化した内容となっています。
DVDも付いていて、ビジュアル的に面接の様子がわかります。
ただ、面接については上の本と内容的に重なるところもあり、面接対策だけならば、こちらだけ買えばいいと思います。
●ゼロから1カ月で受かる 大学入試 面接のルールブック
神崎先生のルールブックシリーズです。
他人、志望理由書と小論文がありますが、志望理由書が一番良い出来だと思います。
面接も結局は志望理由が必ず聞かれるので、そちらを読んでも対策が可能だと思います。
上の2つの竹内先生の本はどちらも量が多いので、そのページの多さに圧倒されてしまう人はこれか、下の「オキテ55」「採点者の・・・」を立ち読みして、気に入ったものを1冊買えばいいと思います。
●何を準備すればいいかわからない人のための AO入試・推薦入試のオキテ55
本当に、初歩から書いてある本です。
「まったくわからない!」という人にはおすすめでしょう!
ただ、面接に特化した本ではないので、面接に関する記述は薄いです。
ちなみに、作者の鈴木先生の著作では、「小論文のオキテ55」が最高傑作だと思います。
●大学入試 AO・推薦入試をひとつひとつわかりやすく。 (高校ひとつひとつわかりやすく)
今回紹介した本の中では、ほかの本とは異なり、問題は入っています。
実際に演習をすることができるのが特長です。
これに載っている問題をやってみて、なんとなくやり方をマスターしてから、実際に志望大学の対策をしてみてもいいでしょう。
これも面接オンリー本ではないので、面接に関する記述量はそんなに多くはありません。
●採点者の心をつかむ 合格するプレゼンテーション・面接・集団討論
これも初心者用ですね。
3つのことが1冊になっているので便利ですが、その分、物足りないと思います。
これを導入にして、より発展的な本を読みましょう!
いくつかの本を読みましたか?
大学で聞かれることもある程度想像できるようになったでしょうか?
そうすると、結局、面接で聞かれることも志望動機に近いことが多いことがおわかりでしょうか?
いくらテクニックを磨いても、カバーできる範囲には限度があります。
中身がスッカラカンの受け答えをしても、合格はできません。
しっかりとした内容の受け答えをできるようにするには、しっかりと大学・学部・学科のことや、将来どんな職業に就きたいのか、そういった目標を設定した原因はどこにあるのか、ということを話せるようにすることが大切です。
ですから、いくら本を読んでも、面接対策は完成には近づきません。
自分で、自分のストーリーを作らないといけないのです。
この「自分のストーリー作り」は個人個人で異なるので、個別に相談して決めていくしかありません。
「自分のストーリー」が、内容的に志望動機とつながります。
いかがでしょうか?
面接対策の参考になったでしょうか?
ポラリス新小岩でも、AO入試・推薦入試対策をおこなっています。
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